北鎌倉電子工作同好会 147284


AIT LABOさんのプリアンプと電流伝送の話

1:hen :

2013/08/10 (Sat) 18:23:24

http://aitlabo.net/blog/
>購入者様のブログ
を見ると音量調整はリレー切り替えアッテネータになったようです。
64レベルだそうなので6bitのlogarithmic ladderかな。

以前リレーについてここで話題になりましたが、AIT LABOさんではすべてTQ2リレーを採用しているようです。

電流出力は正帰還を利用した回路ですかね。
http://www.ti.com/lit/an/snoa474a/snoa474a.pdf

機器間を電流伝送する場合、アースのつなぎかたが悩ましい気がします。
ふつうにシールド外皮がリターンでいいんでしょうか?
金田アンプはどうしているかご存知の方はいますか?
最近の無線と実験はチェックしていないので…
2:リセット:

2013/08/10 (Sat) 21:09:23

henさん

ボリューム操作する都度ガシャガシャ切り替わる感じでしょうか?
リレー音大好きな自分としては気になりますねw


後半のお話は誰かにパス!
3:X_Under bar :

2013/08/10 (Sat) 21:40:05

henさん

面白いの探してきましたね。
AITのLABOさんは、独自のジッタークリーナーをFPGAで開発されている方ですよね。
プリアンプも作っているのですか?

プリアンプの仕様から、300Ωのアッテネーターボックスですね。オーディオ測定で使用するアッテネーターボックスの抵抗をリレーで切り換える感じです。
インピーダンスを300Ωにしたのは、誘導ノイズを避けるためでしょう。

>電流出力は正帰還を利用した回路ですかね。
どのような回路を使っているのか分りませんが、一般的な電流伝送でしたら、PCのシリアル転送や計測器関連で使われている20mAのカレントループですかね。古い技術です。

電流伝送は、私のブログでも取り上げています。
http://blogs.yahoo.co.jp/yokoyama3322/13252125.html

LABOさんの電流出力は、一般的な電流伝送と違うと思います。電流伝送にするとなると、パワーアンプも電流伝送に対応する必要が有ります(パワーアンプの改造が必要)。金田式のパワーアンプは反転アンプを使っています。

>機器間を電流伝送する場合、アースのつなぎかたが悩ましい気がします。
アースは、普通に繋ぎます。
変更する部分は、パワーアンプ(反転アンプ)のマイナス入力側の抵抗の位置がプリアンプ側に移動します。

もしかしたら、アキュフェーズのプリアンプと同じ、電流加算型ですかね。
あと、切換えノイズはどの様にして減らしているのか気になります。
4:hen :

2013/08/11 (Sun) 16:06:14

>リセットさん
実は前にebayで安価なリレーアッテネータ基板を買ったのですがそれはなかなか気持ちのいい音がしました。
今は使っていないのですがそれには理由がありまして、
その基板はボリュームをパラレル出力の8bitADCでA/Dして、その出力をそのままリレー駆動信号に使っていました。
つまりヒステリシスが一切ないため、ボリュームがADの閾値にあるとリレーがカチチチチ!!!となってしまうんです。
改造してマイコンで制御すればいいんでしょうけどそのまま放置状態になっています。
その基板は中華リレーなので、納得いく部品で自作しようかとも以前は考えていましたが…

>X_Under barさん
300Ωはかなり思い切った値ですよね。
10kに切り替えはバッファアンプを入れているのでしょうか。

電流伝送は7mArmsと書いてあるので4-20mAというのとは違うようです。
7mArmsというスケールは金田アンプにあわせてたりするんでしょうか。
I/Vは専用ケーブルのコネクタに入れた抵抗のようです。

>パワーアンプは反転アンプで無いと有効が無いと思います。
たしか金田アンプではパワーアンプをトランスインピーダンスアンプにしていたと記憶していますが
バーチャルショートで受ける必要性がわかりません。
電流出力-電流入力という看板は魅力的ですが、パワーアンプ入力端で抵抗IVしても外来ノイズ耐性などのメリットは得られますよね。
5:X_Under bar :

2013/08/11 (Sun) 17:21:51

henさん

>300Ωはかなり思い切った値ですよね。
あの大きさの面積で切換え回路を組むとなるとインピーダンスを低くしないと誘導を受けるのだと思います。
300Ωとインピーダンスを下げると、リレーのON抵抗が無視出来なくなるかもです。

>10kに切り替えはバッファアンプを入れているのでしょうか。
バッファーアンプを入れていると思います。

>電流伝送は7mArmsと書いてあるので4-20mAというのとは違うようです。
本来、カレントループは、数mAの電流を流すのだと思います(電流出力型のDACと同じです)。
金田式の電流伝送方式は、常時電流を流していないと思います。
ただ単に、送り出し側がHiインピーダンスで、受け側がLoインピーダンスです。
一般的なアンプのインピーダンスを逆にした感じです。
この7mAは、300Ω(低抵抗)に対してOPアンプが流せる(駆動できる)電流だと思います。

>I/Vは専用ケーブルのコネクタに入れた抵抗のようです。
コネクタで受け側のインピーダンスを下げているのですね。
後で説明しますが、金田式より効果は少ないと思いますが、電流伝送には間違いありません。


>たしか金田アンプではパワーアンプをトランスインピーダンスアンプにしていたと記憶していますが
そうです。トランスインピーダンスアンプです。トランスインピーダンスアンプのマイナス入力側に直列に抵抗を1本入れると、反転アンプに変身します。

>バーチャルショートで受ける必要性がわかりません。
金田式 電流伝送方式のkeyポイントは、バーチャルショートと反転アンプです。
バーチャルショートは、差動アンプのマイナス入力とプラス入力が同じ電位であると言う事ですよね。
そして反転アンプを考えます。反転アンプは、プラス入力側をGNDに繋げて使います。
プラス入力がGND(ゼロ電位)ならば、マイナス入力もGNDに落したのと同じだとする考えです。
話しが長くなりましたが、ここで、トランスインピーダンスアンプが出て来ます。
トランスインピーダンスアンプのプラス入力側はGNDに繋がっていますので、マイナス入力側もGNDに繋げたのと同じ、入力インピーダンスが0Ωと言う事です。でもあくまでもバーチャルです。

少し荒っぽいですが、反転パワーアンプのマイナス入力側に付けている抵抗(NFB抵抗)をプリアンプの出力側に移動すれば電流伝送です。
6:hen :

2013/08/15 (Thu) 21:56:24

X_under_barさん
返信が遅くなって済みません。

>あの大きさの面積で切換え回路を組むとなるとインピーダンスを低くしないと誘導を受けるのだと思います。
ハムノイズなどを拾ってしまうということですか?
よくわからないので教えてください。

>本来、カレントループは、数mAの電流を流すのだと思います
オーディオに利用する場合はバイアス電流がほぼデメリットでしかないですから、このほうがいいでしょう。
>この7mAは、300Ω(低抵抗)に対してOPアンプが流せる(駆動できる)電流だと思います。
300Ωは入力のですか?だとすれば7mArmsは出力レベルですから関係ないと思います。

バーチャルショートで受けることについてもう少し考えたところ、
出力に電圧振幅が現れないので、最大出力が大きく取れるメリットに気がつきました。
電圧振幅があると、オペアンプが同じ電流を出力するにしても、出力ピンの電位はより高くならざるを得ないためです。

>少し荒っぽいですが、反転パワーアンプのマイナス入力側に付けている抵抗(NFB抵抗)をプリアンプの出力側に移動すれば電流伝送です。
これでは外来ノイズのに対して無防備になっただけでメリットはないですよね。
電流出力アンプのメリットは信号源インピーダンスが高いので誘導電流が流れない、これにより外来ノイズに強い
また機器間のグラウンド電位に差があっても、IV抵抗で受け側グラウンドに対して信号電圧が発生する、よってそのノイズの影響を受けない
というものがありますが
高周波では信号源インピーダンスが下がってくるはずなので高周波ノイズに対しては低周波ほど強くないはずです。
ですから最大振幅を犠牲にしても高周波ノイズ対策に適当な容量をパラにした抵抗でIV変換し、非反転アンプで受けたほうがよいように思います。
7:X_Under bar :

2013/08/15 (Thu) 23:44:28

henさん

>ハムノイズなどを拾ってしまうということですか?
ハムノイズも受けます。
ノイズを面で受けるので、できる限り小さく部品配置したいですね。また、回路自体のインピーダンスが低いとノイズに対して有利に成ります。

>300Ωは入力のですか?だとすれば7mArmsは出力レベルですから関係ないと思います。
先に書きましたが、オーディオ測定で使用するアッテネーターボックス(抵抗減衰器)と考えますので、入力と出力は同じインピーダンスだと思います。
この300Ωは、アンバランスの300Ωでバランスだと600Ωとなります。これは、プロ機の600Ωと同じです。また、出力の7mArmsは、7mA×300Ω=2.1Vとなりますので、CDの基準出力電圧と同じレベルまでドライブできる事になります。

>ですから最大振幅を犠牲にしても高周波ノイズ対策に適当な容量をパラにした抵抗でIV変換し、非反転アンプで受けたほうがよいように思います。
このへの意味が良く分からないのですが、IV変換の抵抗はIVアンプの抵抗ですか?
あと、“非反転アンプで受けたほうがよいように思います。”は、IVアンプを使わないと言う事ですか?
8:リセット:

2013/08/16 (Fri) 01:25:16

頑張って理解しようとしたけど、早すぎたみたいです!

見ていますよ!という事だけ書き込みw
9:X_Under bar :

2013/08/16 (Fri) 08:05:54

リセットさん

難しい内容で済みません。
新しい技術でも無いのですが、最近、この方が音が良いよと少し話題に成った伝送方法です。

現在使われているアンプ接続では、電圧伝送です。それに対して電流伝送です。

簡単に言うと、インピーダンスの違いです。

電圧伝送:
プリアンプの出力インピーダンス(Lo)⇒パワーアンプの入力インピーダンス(Hi)

電流伝送:
プリアンプの出力インピーダンス(Hi)⇒パワーアンプの入力インピーダンス(Lo)

出力側と入力側のインピーダンスが正反対に成ります。
10:hen :

2013/08/17 (Sat) 09:00:40

>ノイズを面で受けるので、できる限り小さく部品配置したいですね。また、回路自体のインピーダンスが低いとノイズに対して有利に成ります。
シールドのない部分が広いので飛びついてきてしまうということですか。
電源トランスの漏れ磁束を拾わないためにループ面積を小さくするというのは知っていましたが
電場に対しては頭にありませんでした。勉強になりました。

>先に書きましたが、オーディオ測定で使用するアッテネーターボックス(抵抗減衰器)と考えますので、入力と出力は同じインピーダンスだと思います。
いま理解しました。ブリッジT型アッテネータなど定インピーダンス型のようになっているということなんですね。

>この300Ωは、アンバランスの300Ωでバランスだと600Ωとなります。これは、プロ機の600Ωと同じです。また、出力の7mArmsは、7mA×300Ω=2.1Vとなりますので、CDの基準出力電圧と同じレベルまでドライブできる事になります。
300+300で600!バランス入出力についてよく考えたことがなかったので気がつきませんでした!
7mA*300Ωで2.1Vは私もちょっと考えたのですが自信がなかったので書けなかったのでした。
でも出力インピーダンスもおそらく300Ωだろうという話で合点がいきました。
電圧出力アンプは出力にシリーズに300Ω
電流出力アンプはgmが1/300Ω、IV変換抵抗が300Ω
もしくは作動合成してからgm=1/600Ωで600ΩでIV
こうだとするとどの場合でも受け側から見た信号源インピーダンスが600Ωになりますね。なーるほど

でも、電流伝送でさらにバランスにまでする必要があるかというと?ちょっと複雑にしすぎな感じもします。
グラウンドに信号電流が流れなくなるから、電流出力アンプのグラウンドがさらにガチっと決まる?
でもパワーアンプで差動合成が必要だとノイズで損しそうです。

>このへの意味が良く分からないのですが、IV変換の抵抗はIVアンプの抵抗ですか?
>あと、“非反転アンプで受けたほうがよいように思います。”は、IVアンプを使わないと言う事ですか?
はい。いわゆる抵抗IVです。
オーディオDACのIV変換には出力ピンのノードに電圧を発生させたくないのでトランスインピーダンスアンプで受けますが
今回のような電流伝送なら抵抗IVのほうがシンプルですし
トランスインピーダンスアンプ受けにはデメリットもあると考えました。
・アンプがユニティゲイン安定でないといけない
・シールドケーブルの容量が反転入力にぶら下がる。
帰還RにCをパラにしてこのRCのポールをキャンセルしないといけないがきっちりあわせるのは難しい
どうせ1倍で安定だし、帯域幅をばさっと捨てて時定数1usくらいにしとけばいいだろうか?
入力にフィルタを入れると零点ができるが…こうしておいたら1倍安定だから平気か。

あとこのCがあるとスピーカーケーブルに飛びついた高周波ノイズが初段に影響を及ぼしやすくなるので
音質に悪影響があるかもしれないというようなことを黒田徹さんが書いてました…

非反転アンプだと、信号源インピーダンスがIV抵抗で一意に決まるので反転入力側のインピーダンスを同じにしやすいというメリットも思いつきました。
11:X_Under bar :

2013/08/17 (Sat) 11:15:27

henさん

>でも、電流伝送でさらにバランスにまでする必要があるかというと?ちょっと複雑にしすぎな感じもします。

この部分は、全てバランスアンプを使用している私の経験からお話ししますね。
如何してもバランスと言うと、XLRコネクターやケーブルの伝送系のことが話題になります。
それは、音響のプロ世界で、何十メートルもケーブルを使わないで終わってしまいます。

ノイズを面で受けると、冒頭にありましたが、実は、同じ回路を2つ用意してHot(+)とCod(-)、バランス構成ですね。
にすると、面で受けたノイズがキャンセル、相殺されます。(同じ回路・配置で、同じノイズを受けた場合は、ノイズがゼロになります)

バランスアンプを自作すると分るのですが、ノイズが少ないです。アンプが2台分あるので多く成りそうですが、アンバランスより少ないです。
あと、バランスアンプでもアンプ回路を2個使ったバランスアンプよりアンプ回路1個で構成されたバランスアンプは、更にノイズが少なく感じます。

henさん、一度、テクニカルブレーンさんに行かれて、アンプを聴いてきたら如何ですか?
テクニカルブレーンさんのアンプは、全てのアンプがアンプ回路1個で構成されたバランスアンプです。
テクニカルブレーンさんは、埼玉県 川越市で、喫茶店(カナン)もやっていますので、コーヒーを飲みなら聴けます。
黒澤代表が良い方なので、色々とアンプのノウハウを聴けますよ。
http://www.technicalbrain.co.jp/

アンプの回路に関しては、MJ誌の8月号と、今、お店で売っている9月を本屋で見て下さい。

>はい。いわゆる抵抗IVです。

抵抗IVですね。抵抗IVだったら誰でも直ぐに実験できますね。AIT LABOさんのは、この方法ですね。
抵抗IVの方が良いか、トランスインピーダンスアンプが良いか聞き比べすると面白いですね。

>・シールドケーブルの容量が反転入力にぶら下がる。

バーチャルショートが現実に成り立つのであれば、非反転入力がGNDで、反転入力のインピーダンスは0Ωですので、シールドケーブルの容量は無視されます。実際は違うと思いますが・・・。

>あとこのCがあるとスピーカーケーブルに飛びついた高周波ノイズが初段に影響を及ぼしやすくなるので音質に悪影響があるかもしれないというようなことを黒田徹さんが書いてました…

外来の高周波ノイズですか? NFBが掛かっているアンプは、全て可能性が有ると思います。
12:hen :

2013/08/17 (Sat) 21:55:44

>ノイズを面で受けると、冒頭にありましたが、実は、同じ回路を2つ用意してHot(+)とCod(-)、バランス構成ですね。
>にすると、面で受けたノイズがキャンセル、相殺されます。(同じ回路・配置で、同じノイズを受けた場合は、ノイズがゼロになります)
そうですよね。忘れていました。
だからAIT LABOさんのような形式のアッテネータでもキッチリ差動合成すればかなりの部分打ち消せるんですね。
ただ、差動合成が接続先のアンプ任せだとどのくらい打ち消せるかが変わってきます。
ノイズをキャンセルする効果を得るにはCMRRに注意しないといけないので、
接続先が差動合成せずに4連ボリュームを使ったりしていると
抵抗体の精度とギャングエラーでここがCMRRのボトルネックになってしまいます。
2回路入りの電子ボリュームだと2回路がどの程度合っているか実験してみたいところです。

1%級の抵抗を使って差動レシーバを組めば40dB程度のCMRRは取れるはずですが、入力インピーダンスをある程度高くとろうとすると抵抗の熱雑音が大きくなってしまいます。
そうだとしても、CMRRが高いことは聴感上のSNとかに良い影響があるのかもしれません。
ボリュームなしでBTLのパワーアンプに直結なら同じくらいのCMRRがとれて、差動レシーバの分のノイズもないのでこれが最良でしょうか?

バランス伝送とCMRRの話題は最近2ちゃんでも見ました。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1336545237/

AIT LABOさんのアンプの話にもどりますが
電流伝送はシングルでも伝送路のノイズに対して強いので、それをバランスにするのは煩雑かなと思ったのです。

そういえばシングルの電圧伝送でもケーブルの影響を抑圧するのにグラウンドキャンセリングやリモートセンシングなどのテクニックがありますね。
これも結局専用ケーブルか追加ケーブルが必要になりますが…

あとトランス結合も以前に少し調べました。
ただトランス結合にするだけでは面白くないので
このaudio precisionの低ひずみトランス駆動回路が面白そうです。
https://www.google.com/patents/US4614914
この回路はsystem1というアナライザに使われていたそうです。
最近のはsystem2でしたっけ?その旧モデルでしょうか。
またこちらのほうが先行ですが類似のstuderのトランス受け回路も調べました。
https://www.google.com/patents/US4567443

テクニカルブレーンは以前にラジオ技術誌で同社のアンプの解説記事を読んだ記憶があります。
川越で喫茶店も一緒にやっていたとは知りませんでした。ありがとうございます。
機会があれば記事のコピーも持って行ってみようと思います。

>バーチャルショートが現実に成り立つのであれば、非反転入力がGNDで、反転入力のインピーダンスは0Ωですので、シールドケーブルの容量は無視されます。実際は違うと思いますが・・・。
帰還Rとここの容量で位相が回ると位相余裕が減ります。
普通の非反転アンプでも高gmのJFET入力などだと入力容量をキャンセルするCを追加したほうが良い場合もあります。

>外来の高周波ノイズですか? NFBが掛かっているアンプは、全て可能性が有ると思います。
黒田さんも、だからzobelネットワークやアイソレータコイルをきちんと使うほうが音が良いとも書いていました。
13:リセット:

2013/08/18 (Sun) 10:14:38

アンダーバーさん

帰省中で、いろいろと不自由です。お昼すぎに自宅に戻ります。それまでは親の環境を借りて書込みです。

こういう話は、自分に置き換えないと理解が進みません。

例えば、自宅環境を今後バランス化しようと考えています。
そのとき、CrossOverCA1への音声信号は、Hot,Coldを一つの電子ボリュームに突っ込む。
そうすればノイズが発生してもほぼ同じ量がHot,Coldに飛び込むため、ノイズはキャンセルされる。

Hot,Hotを一つの電子ボリュームに突っ込むと、ノイズに差異が出て、ノイズ量はむしろ増える

ミクロな世界の話ですが、バランスのメリットを最大限に発揮させるため、同じノイズがHot,Coldに乗るようにしないと意味が無い。と再認識しました。
14:X_Under bar :

2013/08/18 (Sun) 10:39:36

henさん

>ノイズをキャンセルする効果を得るにはCMRRに注意しないといけないので、

CMRRは、OPアンプを評価する時に使う言葉ですよね。
そこまで、細かく考えていないと思います。
最初からノイズをキャンセルするよう設計するよりも、先ずノイズを出さない受けない回路パターン設計が必要で、それでもノイズが取れない場合は、キャンセル効果となると思います。

あと、ノイズをキャンセルするは、逆に考えるとノイズを出さないです。バランス回路は、ノイズを受け難いですが、ノイズをあまり出さないとも言えます。アンプの内部だとクロストーク等に有利に働くと思います。
最近では、高周波回路でもバランス回路を使っています。


>抵抗体の精度とギャングエラーでここがCMRRのボトルネックになってしまいます。

ボリュームの場合は、使っている抵抗体の精度、ギャングエラーでの音量の違いは分ると思いますが、ノイズの違いは難しいと思います。


>電流伝送はシングルでも伝送路のノイズに対して強いので、それをバランスにするのは煩雑かなと思ったのです。

トレンドとして取り入れたのだと思います。AIT LABOさんの方法ならパワーアンプの改造が不要です。
金田式ですとパワーアンプを改造する必要も有るし、市販されているアンプでは、簡単に改造できません。

>そういえばシングルの電圧伝送でもケーブルの影響を抑圧するのにグラウンドキャンセリングやリモートセンシングなどのテクニックがありますね。
>これも結局専用ケーブルか追加ケーブルが必要になりますが…

コンポーネントとして販売されているアンプは難しいですね。だたら、この手の機能を有するアンプはあまり普及しないです。


>あとトランス結合も以前に少し調べました。ただトランス結合にするだけでは面白くないので

色々と面白い回路を探しましたね。この様な回路は初めてです。皆さん色々とご苦労されていますね。
最近、トランス接続が流行ってきているので面白いかも知れませんね。


>帰還Rとここの容量で位相が回ると位相余裕が減ります。
>普通の非反転アンプでも高gmのJFET入力などだと入力容量をキャンセルするCを追加したほうが良い場合もあります。

金田式の電流伝送で、異常発振したと言った報告を聞いたことがあります。
そして、接続ケーブルで異常発振が少なくなったとも言っていました。バーチャルショートが0Ωならこの様なことは無いはずです。
やはり、バーチャルショートはバーチャルで、0Ωでは無いのかも知れません。
そのことを、考えると容量と帰還抵抗で位相が回ると思います。

>黒田さんも、だからzobelネットワークやアイソレータコイルをきちんと使うほうが音が良いとも書いていました。

私は、入れていますが、無い方が良いとして入れない方が多いと思います。
位相余裕だけの問題では無いので、難しいところです。
15:X_Under bar :

2013/08/18 (Sun) 10:43:41

リセットさん

>そのとき、CrossOverCA1への音声信号は、Hot,Coldを一つの電子ボリュームに突っ込む。
>そうすればノイズが発生してもほぼ同じ量がHot,Coldに飛び込むため、ノイズはキャンセルされる。

リセットさん、完璧です。素晴らしい。
バランスアンプのポイントは、Hot(+)、Cold(-)を同じ条件にすることが必要です。


>Hot,Hotを一つの電子ボリュームに突っ込むと、ノイズに差異が出て、ノイズ量はむしろ増える

増えると言うよりキャンセルの効果が薄れるですね。


>ミクロな世界の話ですが、バランスのメリットを最大限に発揮させるため、同じノイズがHot,Coldに乗るようにしないと意味が無い。と再認識しました。

早いこと言うと、そうです。
流石、完璧です。
16:hen :

2013/08/18 (Sun) 23:42:20

X_Under barさん

バランス伝送するならCMRRに注意しなければいけません。
オペアンプのスペックではなく回路のCMRRです。

まだいろいろ書こうと思ったのですがまた後日…
17:hen :

2013/08/23 (Fri) 20:49:24

バランス伝送でなぜCMRRに注意しなければいけないかですが、
リセットさんのお書きになった
>ノイズが発生してもほぼ同じ量がHot,Coldに飛び込むため、ノイズはキャンセルされる。
これがポイントです。
ノイズがキャンセルされるためにはそれが1:1のまま合成されなければなりません。
合成する前になんらかの原因でこれが1:0.9や1:1.1になってしまえば、
0.1はキャンセルされずに残ってしまうことはお分かりいただけると思います。

たとえば機械式の2連ボリュームを差動のhot coldに使うと、ギャングエラーでこの1:1の関係は簡単に崩れます。
1dBのギャングエラーがあると1:1.12ですから、これを理想的なアンプで合成した場合0.12はキャンセルされません。
このアンプの差動ゲインが1だと、CMRRは20log(差動ゲイン/同相ゲイン)で18.4dBです。
これでもCMRRが0のシングル伝送にくらべると1桁近く良いわけですから、ホームオーディオで利用するには十分かもしれません。

電子ボリュームも注意しないとその原因になる可能性はあります。
集積回路は同じダイ上の抵抗ネットワークなどの相対誤差は小さいはずなので、そういう観点からも1つのICで差動信号を取り扱うべきです。

あと重要なのは差動増幅回路の抵抗比のマッチングとかなんですが私が書くよりなにか書籍を参照していただいたほうが良いと思います。

当たり前じゃーんという内容でしたら、すみません
18:X_Under bar :

2013/08/25 (Sun) 10:20:21

henさん

コメント遅れて済みません。

CMRRの重要性は知っていますし、henさんの言われている事も全て分っています。
ただ、一般的なアンプとしては、それほど気にしなくても良いのかなと思います。
何故ならアンバランスアンプよりノイズを受け難いからですし、アンプ内部でもノイズが発生しないように色々と対策も取っていると考えます。
極限まで、外部から受けるノイズを小さくしたいならCMRRを測定しながら設計すると良いと思います。

プロ用のアンプでは、NF回路に使っている抵抗は0.1%物を使っている聞いた事があります。確か、アキュフェーズのプロ用アンプだったと思います。

CMRRは、回路を通って行けばドンドン悪くなる可能性もあります。
henさんが仰ってているようにボリュームのギャングエラーやアンプのHot側とCold側のゲイン差が、悪くなる方向に傾く可能もあります。

では、如何したらボリュームのギャングエラーやアンプのHot側とCold側のゲイン差を取り除けるかです。

先ず、アンプのゲイン差は、この様な方法もあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/yokoyama3322/4399755.html

この方法は、henさんもご存知だと思いますが、エラーアンプを使う方法です。
私が現在使っているプリアンプには、この回路を採用しました。
これと別に、パワーアンプとヘッドフォンアンプ及びDACは、テクニカルブレーンさんと似たような方法を採用しています。

MJ誌の9月号は、見て戴けましたか?
もし、バランスアンプに興味があるのなら是非とも読んで下さい。

あと、ボリュームのギャングエラーですね。
この方法は、テクニカルブレーンさんの黒澤代表から直接聞いたのですが、目からウロコ物でした。その内容もMJ誌の9月号の38ページの下の方に絵がでています。

私は、MJ誌やテクニカルブレーンさんの回し者ではありませんので。
19:リセット:

2013/08/25 (Sun) 17:27:17

アンダーバーさん

会話に加われなくて悔しいので突っ込みだけ

>私は、MJ誌やテクニカルブレーンさんの回し者ではありませんので。

違うんですか!
20:hen :

2013/08/25 (Sun) 23:42:27

>違うんですか!


x_under_barさん

MJ誌はまだチェックしていませんでした。
アンプは差動入力差動出力の完全差動アンプだと想像していましたが
ボリュームコントロールについても書いているのですか。
1倍までならインスツルメンテーションアンプの前半が定番ですが
-∞まではどうやってるのか気になります。
ボリュームの3番ピンをGNDに接続するかわりに同相信号でブートストラップする?
まずは今度MJ誌を読んでみます。
21:X_Under bar :

2013/08/26 (Mon) 08:22:41

リセットさん

>違うんですか!
そう来ましたか。
そうです。回し者です。



henさん

本屋で立ち読みして、感想を聞かせて下さい。

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